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業務内容

Service

タンクの容量検定

Tank capacity inspection

タンクの容量検定について

タンクの容量検定は、正確な内容積を測定し、税務署に報告するための重要な作業です。

容量検定を行うことで、

酒税の適正な管理が可能になる

醸造時の品質管理が向上する

取引先との計量基準が明確になる

といったメリットがあります。

容量検定の手順

  • 測定準備

    タンクの内壁を清掃し、異物や液体が残っていない状態にする。

    使用する計測機器(流量計や液面計など)を校正しておく。

  • 水張り試験(ウォーターゲージ法)

    タンクに水を少しずつ注入し、既知の体積と液面の高さを記録する。

    一定間隔ごとに測定し、タンクの内部形状に基づいた容量表を作成する。

  • 精密測定(計量カップ法、超音波測定など)

    より高精度な測定を行う場合は、計量カップや超音波測定器を使用する。

    特に大型タンクの場合、内部の圧力変化や温度変化が容量に影響を与えるため、補正計算を行う。

  • データ解析および容量表の作成

    測定結果を元に、タンクごとの容量表を作成。

    測定誤差を考慮し、最終的な容量を確定する。

  • 税務署への報告

    測定データをまとめた報告書を税務署に提出。

    必要に応じて、税務署職員の立ち合いのもとで確認作業を行う。

容量検定を行う際の注意点

測定環境を一定に保つ

温度や気圧の影響で水の膨張・収縮が起こるため、測定時の環境条件を一定にすることが重要です。

タンクの形状に応じた測定方法を選択

円筒型、円錐型、異形タンクなど、形状によって適切な測定方法が異なります。

定期的な検定の実施

長期間使用しているタンクは、経年変化による容量の変動が考えられるため、定期的な容量検定を行うことで、正確な計量管理を維持できます。

当社の容量検定サービス

当社では、醸造タンクの容量検定を専門に行い、税務署提出用の正式な報告書の作成までサポートいたします。

最新の計測機器を使用

超音波測定やウォーターゲージ法を組み合わせ、精密な検定を実施。

税務署対応のサポート

必要書類の作成や申請手続きについてもご案内し、スムーズな導入をお手伝い。

短期間での対応が可能

業務に支障が出ないよう、迅速な検定作業を行います。

醸造タンクの導入を検討中の方、または既存のタンクの容量検定が必要な方は、ぜひ当社までご相談ください。

酒蔵が醸造タンクを導入してから使用開始までの流れ

酒蔵が新しい醸造タンクを導入した際、すぐに使用できるわけではありません。
適切な手続きを経て、正式に稼働させる必要があります。
以下のようなステップが必要となります。

税務署への申請・届け出について

醸造タンクを導入する際には、酒税法に基づいて以下のような届け出を行う必要があります。

酒類製造業免許を持っていることの確認

新しいタンクを導入しても、酒類製造免許を持っていなければ使用できません。

タンクの設置届

事業者は、新しいタンクを導入した際に税務署へ「酒類製造設備設置届」を提出する必要があります。

容量検定の結果提出

タンクの正確な容量を測定し、その結果を税務署に提出することで、適正な酒税計算が可能となります。

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